【弘進ゴム株式会社 2026年春展示会】へお邪魔してきました!!
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現場の足元を科学する「弘進ゴム」の世界!
スーパーのバックヤード、飲食店、そして食品工場。水や油で常に滑りやすい現場で働く方にとって、靴選びは単なる備品選びではなく、自分を守るための「命綱」と言っても過言ではありません。
「厨房靴なんてどれも同じ」「とりあえず安ければいい」……もしそう思っているなら……選ぶ一足によって、立ち仕事の疲れ具合はもちろん、転倒事故のリスクまで劇的に変わります。
今回は、プロ向けの長靴や厨房シューズで国内トップシェアを誇る「弘進ゴム株式会社」の最新展示会を取材してきました。東北大学との共同開発で生まれた驚異の滑り止め技術や、現場の「困った」を解決する最新ギアの数々をたっぷりご紹介します!
弘進ゴム株式会社とは
弘進ゴム株式会社は、1935年に宮城県で創業した、ゴム・ビニル製品の国内トップクラスメーカーです。
特に食品工場や厨房向けの長靴・専用シューズにおいて圧倒的なシェアを誇り、日本の食の現場を足元から支え続けています。
長年培ったゴム加工技術をベースに、大学との共同開発による「滑り止め技術」や「汚れが詰まりにくい靴底」など、現場の安全と衛生を追求した製品づくりが特徴です。現在では靴だけでなく、食品用ホースや防水ウェアなど、プロの仕事を支える多彩なアイテムを国内外に提供しています。
2026商品展示会 商品ジャンルご紹介

今回は、2026年2月に2箇所で開催された弘進ゴム株式会社の展示会をパックタイムス運営事務局が取材してきました!
厨房の「滑る」を科学で止める!シェフメイト・シリーズ

厨房や工場で一番怖いのが、油や水での転倒。弘進ゴムは東北大学と協力し、科学的に「滑らない靴」を追求しているそうです。
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シェフメイト グラスパー: 手に取って驚いたのが、その「軽さ」と「クッション性」。分厚いソールが衝撃を吸収してくれるので、長時間の立ち仕事でも足裏が痛くなりにくそうです。白や黒だけでなく、ミントやスカイといった豊富なカラーがあるのも、個人店やおしゃれなカフェに嬉しいポイントですね。
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シェフメイトクリーンウェーブ :こちらは「波底(ウェーブソール)」という、溝が詰まりにくい特殊な靴底が主役。野菜クズなどの異物が詰まっても、水で流せばスッと落ちる設計です。お手入れのしやすさとタフさを求めるなら、こちらが正解かも!
【検証】本当に詰まらない?ビーズを使った実験がすごかった!

- 一般的な靴底の場合(真ん中図)
普通の靴底だと、細かい溝の中にビーズが入り込んでしまい、一度挟まると指で書き出さないとなかなか取れません。これが現場だと「不衛生」や「滑りやすさ」の原因になるんですよね。
- シェフメイトグリーンウェーブの場合(右図)
一方で、波底(ウェーブソール)を採用したグリーンウェーブで同じことをしてみると……結果は一目瞭然!
・ビーズが隙間にはさまらない: 独特の「波状」の溝がビーズを弾き飛ばすような構造になっています。
・手入れが圧倒的に楽: 実験後に靴裏を見せてもらいましたが、驚くほど綺麗なままでした。これならブラシや水でサッと流すだけで掃除が完了しますね。
「詰まらないから、滑らない」 溝が異物で埋まらないということは、常に靴底のゴムが地面にしっかり接地するということ。弘進ゴムが提唱する「高耐滑」の秘密を、文字通り肌で感じた実験でした。
もはや普通のスニーカー?安全靴「HUMMER」シリーズ

「重くて硬い」という安全靴のイメージがガラッと変わりました。
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驚きの軽量モデル(HM S7Dなど) 先芯(指先のガード)が入っているのに、履き心地はスニーカーそのもの。物流センターなど、歩き回る現場には最高です。
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ダイヤル式で着脱がスマート カチカチ回すだけで締まる「ダイヤル式」は、片手で操作できて本当に便利。最近の主流だそうですが、手袋をしたままでも脱ぎ履きしやすいのは、現場目線で助かりますよね。

進化しすぎ!履き心地を追求した「長靴」たち
弘進ゴムといえば長靴。その進化が止まっていませんでした。
- 詰まらない「波底」のハイブリーダー&G7
詰まらない「波底」のハイブリーダー&G7異物が詰まりにくく、衛生的な環境を維持出来ます。
靴型も現代日本人の足に合わせ、甲・足首を絞った靴型設計を採用。より高いフィット性と歩行時の快適性を高めています。
ハイブリーダー・G7で使用されているインソールはクッション性と複数の通気孔により、長靴の「ムレる・疲れやすい」の課題クリアをサポートしていました。
- 夏に嬉しい「ステルクシリーズ」
裏地がひんやり冷たく、熱を吸収しにくいライトグレー色の長靴。夏の屋外作業の過酷さを、色と素材で和らげてくれる頼もしい一足です。
現場以外でも欲しい!高機能アパレル&雑貨
靴以外にも「これ便利!」というアイテムが目白押しでした。
- リュックレイン(カッパ)
背中のジッパーを開けると、リュックを背負ったまま着られる優れもの。台風並みの雨にも耐えるスペックで、デリバリーや自転車通勤の強い味方です。
- ペルチェベスト
冷蔵庫のような冷却板で体を直接冷やすベスト。空調服が使えない粉塵のある現場でも、制服の下に着て熱中症対策ができるのは画期的です。
- ザクタス × 小物
弘進ゴムロングセラー長靴「ザクタス」で小物商品を開発。ウェットスーツ生地のトートバッグやポーチは、柔らかくて防水性もバッチリ。遊び心があって、つい欲しくなってしまいました。
弘進ゴム 現場の安全と「働く人の未来」を支える技術に注目
今回は、弘進ゴム株式会社の展示会で見つけた情報の数々をお伝えしてきました。
老舗メーカーとしての伝統を守りつつ、大学との共同研究による科学的なアプローチや、遊び心あふれるデザインを取り入れる柔軟な姿勢。そんな弘進ゴムの進化と、使う人の安全を第一に考える「ものづくり」のこだわりを感じていただけたでしょうか。
今後は、主力である厨房靴や長靴はもちろん、熱中症対策のアパレルや異物混入を防ぐ資材など、食品製造現場をトータルで支えるパートナーとしての活躍がますます期待されています。
「今の靴、もっと良くならないかな?」と少しでも感じている方は、ぜひ一度、弘進ゴムの製品を手に取ってみてください。あなたの現場の「当たり前」が、劇的に変わるかもしれません。
ご興味のある方は、ぜひ弘進ゴム株式会社へ直接お問い合わせください!
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