急上昇検索キーワード

【8/21(木)WEBセミナー開催】 意外と知らない「グリストラップ5分メンテナンス」の提案術【松岡紙業】

617View

第11回WEBセミナー開催 ゲスト:松岡紙業

第11回WEBセミナーを8/21(木) 16:30~開催!ゲストに松岡紙業株式会社を迎え、グリストラップのメンテナンス方法について実演と映像を中心にご紹介いただきます。

本記事で予習いただくとさらに理解が深まります。ご視聴には事前登録が必要になりますので、下記よりご登録ください。

グリストラップメンテナンスのご提案できますか?

飲食店・惣菜工場・セントラルキッチンの衛生と法令順守に直結するのがグリストラップ(油水分離槽)。

「臭い・汚い・大変」の代名詞になりがちな領域ですが、実は教育×道具×手順の三位一体で“日常業務の延長”に変えられます。

本特集では、グリストラップの基礎知識、提案方法、導入ステップを整理。さらに松岡紙業株式会社の「エコツー」「スクーバー」「ダスターネット」を使って「5分清掃」を実現する方法をご提案します。

グリストラップの基礎を3分でおさらい

 【何のために必要か】

戦後の食の欧米化で油使用が増え、生活排水・工業排水の油分やゴミが下水道を閉塞。これを防ぐため、事業系厨房・工場ではグリストラップの設置が義務化されました。

【 基本構造と設置形態】

グリストラップはゴミ捕集→油水分離→沈降の3槽構造。床下設置(深型・浅型)と床上設置(シンク下)に大別され、上層階店舗では浅型の採用が多くなります。

【 設置基準と“週1設計”という現実】

サイズは業態・床面積・客席数・水使用量で決定。性能確保は“1週間”を前提に設計されるため、最低でも週1回のメンテナンスが不可欠です。

居抜きで業態が変わると適正容量と運用がズレ、トラブルが増える点も要注意です。

やってはいけない清掃と正しいメンテナンス方法

グリストラップの性能維持は単純な清掃ではなく、「メンテナンス」が必要です。

清掃ではなく、メンテナンスと聞くとハードルが高いと感じる方もいらっしゃいますが、実は正しく理解していれば意外と大変なものではありません。

ここからは正しいメンテナンス方法と、NGなのに意外とやってしまっている清掃方法をご紹介していきます。

やってはいけない清掃:善意が事故に変わる瞬間

①トラップ管を外す:油とゴミがそのまま下水に流出し、存在意義が喪失。

②洗剤で撹拌して乳化→流す:一時的に見えなくなるだけで、下流で再凝集・閉塞の原因。

③一気に大量放水(ポリバケツの水をドバッと):油・汚泥を巻き上げ配管へ直行。

④“業者清掃のみ”に依存:

・鹸化工法(苛性ソーダで石けん化)で槽内は一時的にスッキリしても、下水道で再び油脂に戻りノルマルヘキサン値が悪化。

・バイオやオゾンでの分解は容量・停止時間内に分解しきれず、かえって流出を助長。エアレーションは規格(SHASE-S217-2016)で禁止です。

特に多いのが、「④業者清掃のみに依存」。業者清掃のメリットとして、従業員の負荷を減らせることや、開店時間を長く保てるなどがありますが、

コスト面や上に挙げたような環境への負荷などのリスクもあります。

放置のコスト:店内外で膨らむ“見えない損失”

さらに上に挙げたような清掃も行わないと下記のようなリスクが高まります。

・店内では逆流・悪臭・営業停止

・店外では下水道閉塞→賠償・補修、上階では配管破損→階下漏水の賠償。最悪は道路陥没のような社会事故まで波及のリスクも。

このようなリスクを防ぐために、日常メンテナンスの標準化=最大のリスク回避です。

下記のメンテナンス方法ができているかをぜひご確認ください。

正しいメンテナンス:日次・週次・定期の三層管理

【日次(毎日)】

・浮上物の回収(固形油・浮遊ゴミを回収してから液体油を回収)

・残渣カゴのゴミ回収・廃棄

【週次(週1以上)】

・底部に溜まる汚泥の回収(悪臭の最大要因)

【定期(2~3か月)】

・トラップ管内・槽内の洗浄(油付着はノルマルヘキサン値悪化に直結)

これらは“清掃”ではなく“メンテナンス”という考え方で標準化するのが成功の鍵です。

“5分メンテナンス”を実現する松岡紙業の3点セット

ここからは、グリストラップのメンテナンスを5分で可能にする松岡紙業株式会社の製品3アイテムをご紹介していきます。

油吸着材「エコツー」

・古紙由来、水はほとんど吸わず液状油だけを吸着。

・ネット入りは1個で約1kgの油を吸着、バラと併用で常時吸着+回収が可能。

・カポック・牛乳パック・PP系吸着材と比べても非吸水性能に優位で、長期投入やコスト効率で差が出ます。

【使用方法例】

・油が少ない現場:清掃時にバラ撒き回収+2槽にネット入り常時浮かべる。

・油が多い現場:残渣カゴ下にネット入りで流下油を軽減、2・3槽はバラで一気に回収。

掬いアミ「Scoobar(スクーバー)」

・軽量アルミフレームで作業が楽。

・市販の排水口用水切りネットを装着し、ネットごと廃棄でき衛生的。

・浅型でも隅々まで届く形状で、汚泥回収の“最大の山”を時短。M/Lの2サイズ、水切りネット(50枚)付属。

残渣カゴネット「ダスターネット」

・伸縮性の高いポリエステル、大小2サイズで多様なカゴに適応。

・30枚入りで在庫管理が容易、“持ち上げて掻き出す”重労働を軽減、汚泥化の抑制にも寄与。

この3点を“現場の型”に落とすことで、「臭い・汚い・大変」を「早い・簡単・衛生的」へ。“5分清掃”は誇張ではなく、教育・道具・手順の標準化で実現可能です。

グリストラップメンテナンスのご提案方法&導入ステップ

では、グリストラップメンテナンスや製品のご提案はどのようにお客様に行えばよいのか。

ここからは、ヒアリング~導入までの流れをご紹介していきます。

STEP0.業態別の提案要点&収益化のポイント「装置売りから“運用価値”」

【業態別提案要点】

・上層階、浅型:槽が浅く汚泥の滞留ゾーンが狭いため、スクーバーの届きやすさを訴求。

・油多量(フライヤー多用):残渣カゴ下のエコツーネットで流下油を抑え、2・3槽はバラで面回収→時短。

・水産系:“バケツ一気流し”は厳禁。流速で巻き上げ→配管直行のリスクを説明。

・居抜き転換(喫茶→ラーメン等):容量ミスマッチを診断し、日次メンテ強化+道具見直しで暫定対処を提案。

【収益化のポイント】

・定着支援の対価:初期診断・教育・手順設計・チェックシート導入をパッケージ化。

・消耗材の継続供給:エコツー(ネット/バラ)とダスターネットは定期購入で在庫切れを防止。

・数値で示す:ノルマルヘキサン値・悪臭苦情の減少、清掃時間削減による人件費差額を“目に見える価値”として提示。

STEP1.ヒアリング方法

①現状の困りごと(悪臭・逆流・清掃負担・水質検査値)をヒアリング。

②槽内確認で油量・汚泥・残渣カゴの目詰まり・トラップ管付着をチェック。

③週1設計と日/週/定期メンテの原則を説明。

【例】

「装置や強薬品に頼る前に、日常メンテの標準化が最も効果的で低コストです。エコツー+スクーバー+ダスターネットで、“5分清掃”の型を一緒に作りましょう。」

STEP2.デモ&トライアル

①松岡紙業株式会社も一緒に現場デモに同行し、油の着色水で可視化→エコツー吸着→スクーバー回収を実演。

②サンプル提供:エコツーネット2個無償、希望で2週間の無料トライアル+スクーバー貸出。

※別途松岡紙業株式会社までご相談ください。

【例】

2週間の無償トライアルで効果と手間の差を実感してください。導入後もレクチャー+巡回フォローで定着まで伴走します。」

STEP3.導入&標準化

①教育:なぜ必要・やるべき/NG行為・怠る結果を共有し、“キレイがデフォルト”の意識付け。

②道具:現場の油量・槽形状に合わせ、エコツー(ネット/バラ)、スクーバー、ダスターネットを最適化。

③手順:チェックシートで“実施+確認”の二重管理。属人化を防ぎ、アルバイトでも同品質を担保。

まとめ:グリストラップは“衛生設備”ではなく“運用設計”だ

グリストラップは、週1設計を前提とした日常メンテの標準化で成果が決まります。

エコツー×スクーバー×ダスターネットの三点セットを教育・道具・手順の枠組みに落とし込めば、“5分清掃”は現場の当たり前に。

装置ではなく“運用の型”を提供する存在として、「キレイがデフォルト」の厨房文化を広げていきましょう。

この記事の関連記事

【丸五2026年商品展示会】 PAST TO THE FUTURE へ行ってきました!!

株式会社丸五、100年の進化と次世代への挑戦 2025年の取材から1年。厨房靴の「丸洗い」という提…

株式会社丸五、100年の進化と次世代への挑戦 2025年の取材から1年。厨房靴の「丸洗い」という提…

【弘進ゴム株式会社 2026年春展示会】へお邪魔してきました!!

現場の足元を科学する「弘進ゴム」の世界! スーパーのバックヤード、飲食店、そして食品工場。水や油で…

現場の足元を科学する「弘進ゴム」の世界! スーパーのバックヤード、飲食店、そして食品工場。水や油で…

冷凍でもおいしいを実現!急速冷凍とパッケージ設計の最新知識

冷凍食品市場は年々拡大し、家庭用・業務用を問わず急速冷凍の技術が広く活用されるようになっています。共…

冷凍食品市場は年々拡大し、家庭用・業務用を問わず急速冷凍の技術が広く活用されるようになっています。共…

コンポストとは?食品業界の循環型ビジネスに広がる活用と展望

食品業界ではいま、SDGsや資源循環の観点からコンポストへの関心が高まっています。 コンポストとは…

食品業界ではいま、SDGsや資源循環の観点からコンポストへの関心が高まっています。 コンポストとは…

脱プラ時代に注目、知られざるサステナブル素材『バガス』とは?

脱プラスチックや脱炭素の流れが強まる中、食品容器の分野で新たに注目を集めているのが「バガス」です。 …

脱プラスチックや脱炭素の流れが強まる中、食品容器の分野で新たに注目を集めているのが「バガス」です。 …

レジ袋有料化の背景を徹底解説!食品包装資材ディーラーが押さえるべき制度・課題・代替素材

2020年7月、日本で全国一律にスタートした「レジ袋有料化」。 スーパーやコンビニを中心に導入が進み…

2020年7月、日本で全国一律にスタートした「レジ袋有料化」。 スーパーやコンビニを中心に導入が進み…

「えっ、これ食べられるの?」話題の可食性包装、ちゃんと理解できてる?

プラスチックごみによる環境負荷が世界的な課題となるなか、新しい包装形態が登場しています。それが「可食…

プラスチックごみによる環境負荷が世界的な課題となるなか、新しい包装形態が登場しています。それが「可食…

営業力を高める!包装資材ディーラーが押さえるべきスマートパッケージング

脱プラスチックやフードロス削減への関心が高まる中、「スマートパッケージング」が新たな包装ソリューショ…

脱プラスチックやフードロス削減への関心が高まる中、「スマートパッケージング」が新たな包装ソリューショ…