ヤマニパッケージの内覧会に潜入! 新社屋の魅力をお届け!
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ヤマニパッケージの魅力に迫る!
百貨店や催事の洋菓子やギフトコーナーを想像してみてください。
華やかで明るい、おいしそう、買ってみたい!などなど...思わずワクワクしてきませんか?
並んでいる食品はもちろんのころ、そのパッケージにもそれぞれのこだわりや思いがたくさん詰まっているんです!
今回は、そんなこだわりや思いをパッケージで表現することができるヤマニパッケージの魅力をたっぷりご紹介していきます。
そして、昨年営業を開始した新社屋や9/9~9/20に開催されておりましたパッケージ内覧会の様子も合わせてご紹介していきます。ぜひご覧ください!
ヤマニパッケージって??
皆様すでにもちろんご存じかと思いますが、ヤマニパッケージについて少しご紹介いたします。
ヤマニパッケージは、「信頼と実績」「技術力」「対応力」を強みとしているパッケージ、包装資材の専門企業です。
箱、手提袋、包装紙、シール、リボンなどの包装資材全般を取り扱っており、既製品はもちろんのことお客様オリジナル別注品の製作も得意としています。
創業から70年以上の実績、技術を基にした安心安全性を強みとし、新商品を毎年200アイテム以上作成しているというほかにはあまりない特徴もあります。
お菓子、お酒、青果、花… ギフトといえばヤマニパッケージを連想される方もいるのではないでしょうか。また、クリスマス、ハロウィンなどシーズンイベントのパッケージを連想される方もいるかもしれません。
そんな私たちの身の回りを彩るヤマニパッケージの魅力をご紹介していきます。
ヤマニパッケージ新社屋のここがすごい!
今回は、昨年2023年6月に営業を開始したヤマニパッケージ本社の新社屋に行ってまいりました。
アイディアがたくさん詰まった新社屋の魅力をたっぷりお届けしていきます。
コンセプトは「ヤマニの森」 緑あふれるオフィス
一際目を引く綺麗なオフィス。まず最初に目に留まるのは、正面の木々ではないでしょうか。
様々な種類の木々が植えられ、川が流れており、見ているだけで心が休まるような気がします。
コンセプトを「ヤマニの森」とし建設されたこのオフィスは、紙の原料である木の大切さと毎年成長する植物の姿を企業の成長と重ねているんだそうです。
そして中に入ってみると、天井が高く開放的な空間が広がっており、中心の大きな木がかなり印象的で圧倒されるような空間でした。
木の周りの白い壁はシュレッダーにかけた紙が使われた特別な建築材料が使われており、木から紙へ資源の循環をイメージしているんだそうです。
天井やサイドの大きな窓からは光が差し込み、居心地のよさが感じられる素敵な空間でした。
社内には様々なかたちのパッケージ
1階に広がる取り扱い商品が紹介されているミュージアム。新商品や季節商品、通年使用できる既製品からオリジナルの別注品まで、ヤマニパッケージの取り扱い商品がたくさん並んでいます。
商品1つ1つを手に取ることができ、デザインや形状を目で見て実際に触って楽しむことができます。
ミュージアムにはリンゴがたくさんありますが、リンゴは「知恵の実」とも呼ばれているので、
「ヤマニパッケージにはたくさん知恵、アイディアがある」といった意味合いもあるそうです。
2階には、デザイン室がありデザイナーの方々がデザイン考案を行っています。インクジェットプリンタ、CADシステムが設置されており、実際にその場でサンプルの試作や手直しを近くで体感することができます。
オフィスを3階から見てみると、パッケージを連想させるような四角いボックスがたくさんあるのがわかります。それぞれ材質、形状、大きさが異なりヤマニパッケージの取り扱いの幅の広さがイメージされます。
色、形、大きさ、素材… 1つ1つにアイディア溢れる
1階にある商談室。C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)をテーマにした商談室があります。
色の三原色で部屋のテーマを分け、カーテンや照明の色もテーマに合わせて少しずつ違っています。
3色を混ぜ合わせた黒色がスリッパの色になっているのもポイントの1つだそうです。
2階にある事務室。ここは机や椅子、床などを部屋全体が黒で統一されており、他の空間とはまた違った印象を受けました。働いている方の服の色が映え、また目線よりも上にものを置かないというこだわりによって、一目で誰がどこにいるかわかるのがポイントとのこと。
そして天井にも注目!不思議な模様になっているのは天井が高くみえるための工夫だそうです。
3階にあるカフェ。食事をとったり、ミーティング、営業活動に使われることもあるそうです。
机や椅子には岐阜県の家具を使用し、テーブルごとに椅子の形や色が違っています。これは毎日同じオフィスで仕事をする方が飽きないような工夫であり、毎日違う景色で仕事ができることで様々なアイディアが生まれてくるのかもしれません。
オフィスにあるライトは時間、季節に合わせて色が変化しており、朝と夜、夏と冬ではまた違った景色になるんだそう。毎日変化し続ける空間で働けることはあまり他にはない大きな魅力のように感じました。
パッケージ内覧会に行ってみた!
そして今回は9/9(月)~9/20(金)にて開催されておりました第2回パッケージ展に行ってまいりました。
今回のテーマは「洋菓子・和菓子・お酒」ということで色とりどりのこだわりのパッケージが多数展示されておりました。ここからはパッケージ内覧会の様子をご紹介していきます。
それぞれのテーマを大切にしたこだわりの洋菓子パッケージ
百貨店や洋菓子屋でパッケージを見ているだけでもワクワクしてくる洋菓子。写真を見てもわかるとおり、それぞれの店舗のカラーやテーマによって見た目もこだわりも大きく違っています。
紙袋や箱から商品1つのフィルムまで統一感のあるところや、同じ店舗でもお客様層に合わせ、バラエティに富んだパッケージを使用するところなど、それぞれのカラーが出ています。
店舗の方と打合せを重ね、一緒に洋菓子の商品名を考えるケースもあるんだそう。
お客様からの様々な要望を実現することができるのがヤマニパッケージの大きな魅力のように感じました。
古風からイマドキまで、バラエティ豊かなお酒のパッケージ
昔懐かしい印象を与えるような古風なパッケージから、持ち手付きや変形型パッケージなどのイマドキなパッケージまで、色、形が様々でバラエティに富んだお酒パッケージコーナー。
パッケージを見ただけで、味や風味が想像でき、思わず買ってみたくなるようなパッケージがたくさんあり、「目で見て楽しい」そんな工夫がうかがえました。
伝統のよさはそのまま、変化を続ける和菓子パッケージ
近年、和菓子ブームともいわれているように、若い世代でも和菓子を好む方も増えているようです。
そんな時代の変化にあわせて和菓子パッケージも変化を続けているんだそう。
シンプルな箱に少し色をつけたり、角を丸くしたり、材質を変えてみたり… 少しの工夫があるだけで高級感やイマドキ感が出て、思わず手に取ってみたくなるようなパッケージが生まれていきます。
「お客様のニーズや時代の流れに合わせてパッケージの変化をつけることができる」
和菓子パッケージにもヤマニパッケージの魅力がたくさん詰まっていました。
ぜひヤマニパッケージ新社屋へ!
今回は、ヤマニパッケージ新社屋のご紹介と、9/9~9/20に開催されておりましたパッケージ内覧会についてご紹介していきました。
新社屋はこだわりとアイディアがつまった魅力のある空間でした。デザインに携わった方にお話を伺うと、「社員が働きやすい空間」を意識されてデザインされたとのこと。
今回実際に行ってみて、新社屋の魅力を感じたと同時に、実際に働いている方の温かさや華やかさを感じました。それは毎日変化する景色や、色や形の工夫といった社員が働きやすいと感じる空間を実現しているのが理由の1つのように感じました。
また、パッケージ内覧会ではヤマニパッケージの強みや工夫を目で見て手に取って感じることができました。次回の開催は来年2025年春を予定しており、次はどんなテーマの内覧会が開かれるのがとても楽しみです。
ヤマニパッケージでは、内覧会開催時のみならず新社屋を見学させていただけます。
ぜひご興味のある方は下のリンクより問い合わせをお願いいたします。
また、パックタイムス内でも商品ニュースや業界ニュースの発信を行っています。
新商品や話題商品、展示会への出展情報など随時更新中ですので、ぜひチェックしてみてください。
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