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RISUグループNEXT2024 AUTUMNへ訪問! 会場の模様をたっぷりご紹介!
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RISUグループNEXTの様子をたっぷりお届け!
これまでは、春と秋の年2回「リスパックNEXT」としてリスパック株式会社が開催してきた展示商談会。今回は、リスのプラスチックグループの展示商談会「RISUグループNEXT」へ進化して初の開催となりました。
「RISUグループNEXT2024 AUTUMN」は9月から10月にかけて、全国7か所で開催されました。今回は9月25日(水)、26日(木)に名古屋 白鳥ホールにて開催された様子をお届けしていきます。
来場できなかった方はもちろんのこと、来場された方はもう一度復習してみてください。
テーマは「プラスチックと共にくらす~FRIENDLY~
今回のテーマは「プラスチックと共にくらす~FRIENDLY~」と題し、人手不足・原材料費高騰・物流問題などの課題解決に寄り添った機能性の高いプラスチック製品を通じて、多極化する生活者ニーズに対応した提案を様々行うという意味があるそうです。そのほかにも、バイオプラスチック製品や、リサイクルプラスチックの物流資材など、環境へ配慮したプラスチック製品ももちろん展示。
プラスチック製品の総合メーカーとして、現在の課題に対しての多種多様な製品が展示されていました。
リスパック株式会社の展示内容は、新商品を中心に大きく「魅せ筋」「勝ち筋」「売れ筋」の3つに分かれます。ここからは、3つのテーマの展示内容について実際の写真も併せてお届けしていきます。
「魅せ筋」付加価値商品
1つめのテーマは「魅せ筋」。ここでは希少性や審美性を高め、お客様の店格を上げる容器を多数展示していました。
珍しい形状や、見た目の容器が多く思わず手に取りたくなるような商品が多数展示されていました。ここからはその中の2シリーズをご紹介していきます。
シンデレラ・アート
会場に入って、まずはじめに目に飛び込んでくるのは、この「シンデレラ・アート」のブース。個人的には今回の展示会で一番驚いたのはこの商品でした。
「容器」から「食器」へのイノベーションの第二弾として、この展示会で初お披露目されたシンデレラ・アート。伝統のガラス工芸技術とプラスチック成形の最新技術により作成され、まるで見た目はガラスのようで表面の柄やツヤもしっかり再現されています。
表面の柄の加工の方法については、企業秘密だそうで、何年もかかり完成したとのこと。
実際に、高級レストランや日常のリッチなシーンで、おつまみやフルーツのサンプルを入れ展示がされていましたが、違和感やプラスチック特有の安っぽさもなく、シーンに馴染んでいました。
形状は現在、バイオキラリス丸サイズ、角サイズの2パターンですべて受注生産品となります。
ガラス工芸品の品薄や価格高騰、また使い捨てであるため洗浄の手間もなく衛生的に使用ができるため、今後様々な業界での需要が増えていくのではないでしょうか。
バイオフィネオ ウッド
「魅せ筋」の新商品2つ目は、「バイオフィネオ ウッド」。食卓にそのまま置ける天然木をイメージした容器で材質はバイオPPですが、見た目は本物の木のようです。内外ともに木の年輪のような凹凸加工が施されており、これはリスパックでは初めての加工とのこと。この商品への本気度の高さがうかがえます。
海鮮丼などのミニどんぶり、茶わん蒸しなどのお惣菜、和パフェなどのスイーツ、どんな食品にも相性がよく、また、電子レンジにも対応しているため幅広い用途で使用が可能です。
さらに、ラベルが貼りやすい形状の蓋も併せて上市。作業効率のアップにもつながります。そしてこの新しい蓋は今までの「バイオフィネオシリーズ」にも対応!今までのお悩みの解決にもつながるかもしれません。
「勝ち筋」付加価値商品
2つ目のテーマは「勝ち筋」。ここでは、演出性を高めこだわりの伝わる容器で商品・売場の販売力を上げることができるような商品が多数展示されていました。
売り場の見た目の向上だけでなく、製造側、消費者側どちらにとってもメリットのある工夫が数多く施された商品ばかりでした。今回はその中から、2シリーズご紹介をしていきます。
バイオ華ノ枠
まずはじめにご紹介するのは、お造り盛り合わせ専用容器「バイオ華ノ枠」。一番のポイントは写真にもあるような花皿形状です。
本物の花皿のような独自の形状で商品のこだわりや定番との売価差が見た目から伝わりやすく、マンネリ化しがちな刺身売り場にメリハリが出て、どこか特別感を感じさせます。
また、枠付き柄のため、枠なしと比べ、中身に目が行きやすく売り場でより引き立たせる効果があります。
見た目だけでなく、機能面も優れており、ドリップストッパーやスマート嵌合で、液体の漏れも防ぐことができます。
優れた機能面はこれまでと同様に、色や形状はこれまでにない新しさのある「バイオ華の枠」。高売価、こだわり商品にはぴったりの容器です。
バイオフェイスオン
次にご紹介するのは、「バイオフェイスオン」。一般的にサラダの盛り付けでは一番上にコーンやトマト、パプリカなど赤や黄色などの華やかな色の食材を盛り付けるケースが多くみられます。そのまま陳列してしまうと、上からのぞきこまないと品目が認識できず、またその華やかさもなかなか伝わりません。そのため元から買う意思のあるお客様層しか取り込めなくなってしまいます。
しかし、この「バイオフェイスオン」では、容器が什器不要の自立式となっており天面が遠くからでもよく映え、サラダ売り場の吸引力を上げ、集客力を高めることができます。
また、液漏れしにくい内外嵌合で、ドリップの多いメニューでも安心して自立陳列が可能です。
サラダを買うつもりでなくても、遠くから華やかな売り場を見たら、ついつい寄って行ってしまいそう・・・。それくらい魅力のある売り場になること間違いなしです。
「売れ筋」定番商品
最後のテーマは「売れ筋」。定番ながらもお客様側だけでなく、製造側のお悩みも解決するための工夫がたくさん施されている商品が多数展示されていました。
普段何気なく、目にしたり使用している商品でも意外と知らないポイントや工夫があるかもしれません。
ホットリデュー
最初に紹介するのは、「バイオホットリデュー」。これはすでに発売されており大好評の「冷惣菜容器バイオリデュー」シリーズの温惣菜用の商品です。
電子レンジに対応しており、色展開も、定番の黒から、黄、ピンクなどメニューや季節によって使い分けが可能になっています。
また、ロボット化へももちろん対応。人手不足の解消や作業効率のアップにもつながります。
さらに、液漏れしにくい内外嵌合で、汁気の多い惣菜でも安心して陳列し、お客様の手元へ届けることができます。
おさめ盛
次に紹介するのは、寿司容器「おさめ盛」です。この容器には「カンタン嵌合」が搭載されており弱い力でもしっかりと蓋がしまり、さらに外れにくいのが特徴です。そのため、作業者の負担を軽減することができます。
また、蓋にはバイオPETが使用されており、細かい環境への配慮もされています。
一見なんでもない寿司容器ひとつとっても、様々な工夫がされているのがわかります。
パックタイムス的注目商品!
ここからは、展示会会場で特に個人的に気になった商品をいくつかピックアップして紹介していきます。見どころがたくさんの展示会の中でかなり悩みましたが、ここでは、2点紹介していきます。
MAP包装 A-PET高フタガス置換
MAP包装とは簡単に、パッケージ内の空気を不活性ガスに置換する包装方法で、これにより、食品の品質保持期間を伸ばし、フードロス削減につなげることができます。
これまでMAP包装は、トップシールなどが一般的でしたが、ここでは業界初となる高蓋でMAP包装を可能した容器が展示されていました。
これまでのトップシールでは、食材のボリューム感を出すことが難しく、質素な印象を与えがちでしたが、高蓋を用いることで、立体的な盛り付けが可能となり、見た目のボリューム感を出すことができます。
今まで難しかった見栄えと鮮度感の両立が実現できることで、使用できる食材の幅も広がり、フードロスの削減をさらに進めることができるのではないでしょうか。
バイオニュートシリーズ
リスパックといえば、「バイオ」「環境」というイメージの方もいらっしゃるのではないでしょうか。最後に紹介するのはそんなイメージにピッタリの「バイオニュートシリーズ」です。
「ニュートボール ティナ」は、蓋、中皿、本体すべてにPLAを使用しており、バイオマスマーク95がついているため、一目で環境配慮商品だということが伝わります。
さらに、今回は「バイオニュート ナノアース」も受注生産開始ということで展示がされていました。
地球をナノサイズ(10億分の1程度)まで縮小した容器で円形がかなり特徴的です。
また、写真ではなかなか伝わりにくいですが、表面には大陸の形が再現されており、しっかりと日本も再現されていました!ぜひ一度現物でチェックしてみてください!
RISUグループの魅力が溢れる展示会!
今回は、RISUグループNEXT2024 AUTUMNのリスパック株式会社の展示ブースについてご紹介してきました。
弁当、米飯、麺、惣菜、デザートなどどの分野の商品をとっても、見栄えや環境、作業性などの工夫があり、今回のテーマである「多極化するニーズに対応した商品提案」や「プラスチックと共にくらす」といったリスグループの熱い思いが感じられたように思います。
そして、新設される東京本社には、ショールーム、テストキッチンが開設されるとのこと。
さらに、アメリカ インディアナ州に新工場を建設!2025年9月稼働開始とのことで今後のリスグループの発展に期待と注目が高まります。
もしまた来年リスグループの展示会が開かれたら次はどんな展示内容になるのか、もう今からわくわくしてくるような展示会でした。もし次の機会がありましたら、ぜひご来場ください!
また、パックタイムスではリスパック株式会社の新商品や話題商品の情報を随時更新中です。
新商品や話題商品、展示会への出展情報など随時更新中ですので、
ぜひチェックしてみてください!!
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