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【新商品開発プロジェクト第2弾】「中身が見えない」を、紙のまま解決する――九州紙工が見つけた半透明素材
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今回は、その課題にどう向き合っているか、開発の進捗をお届けします。
前回のおさらい:紙にすると、中身が見えなくなる
九州紙工では、紙ナプキンの包装をポリ袋から紙へと切り替える「脱プラ紙ナプキン」の開発を進めています。環境配慮の観点では紙包装への切り替えは前向きな一歩ですが、実際に試作を重ねる中で、いくつかの課題が見えてきました。
その中でも大きかったのが、「中身が見えない」という点です。
ポリ袋であれば一目でナプキンだと分かりますが、紙にすると内容が伝わりにくくなり、店頭での見せ方が難しくなります。
第1弾では、この課題を抱えたまま開発を進めている様子をお伝えしました。今回は、その続きです。

「紙なのに透ける」――取引先から届いたヒント
中身が見える紙包装をどう実現するか。私たちだけで考えていたところ、取引先から思いがけない提案をいただきました。見せてもらったのは、クリアファイルのように透けて見えるサンプルです。見た目は半透明のフィルムのようですが、実はこれ、フィルムではなく紙なんです。
もともと透けていない紙に、後から特殊な加工を施すことで、半透明の状態を作り出しているとのことでした。何かを貼り合わせているわけではなく、一枚の紙そのものに手を加えることで、この見え方を実現しているそうです。

なぜこの素材に惹かれたのか
「紙でありながら中身が見える」という点は、私たちが目指している方向性にぴったり合っていました。全部フィルムに頼るのではなく、紙のまま透明感を持たせられるなら、素材としての一体感を保ちながら「中身が伝わる紙包装」に近づけられるのではないかと考えています。
イメージとしては、窓付き封筒の透け感や、トレーシングペーパーのような見た目に近いものです。ガチャガチャとした質感ではなく、
落ち着いた紙の風合いを残しつつ、うっすらと中身が伝わる――そんなバランスを探っています。
今は試作の入り口、詳しい仕組みは企業秘密
「こういう素材がある」ということはお伝えできますが、「どうやって作られているか」までは今の時点でお話しできません。この点は、素材の面白さと同時に、その奥深さを感じるところでもあります。

次回・第3弾へ向けて
今回ご紹介した半透明素材を、実際に紙ナプキンの袋へどう落とし込んでいくか。ここからが本番です。・紙の風合いを残しつつ、どこまで透明感を出せるか
・実際の生産ラインで再現できる加工かどうか
・コストと見た目のバランスをどう取るか
といった検討を重ねながら、次回はもう少し具体的な形をお見せできればと考えています。
第1弾でも触れましたが、このプロジェクトは完成品だけを紹介するのではなく、開発途中の悩みや発見もそのままお伝えしていく取り組みです。読者の皆さまからのご意見やアイデアも、実際の商品仕様に反映されるかもしれません。第3弾もお楽しみに。

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企業概要
| 会社名 | 株式会社九州紙工 |
|---|---|
| 事業内容 | 紙おしぼり、紙ナプキン、箸袋、完封箸、テーブルマット シール・ラベル、包装紙・掛紙・敷紙、カトラリー、 コースター、キッチンペーパー、手提げ袋、その他印刷物 |
| 本社所在地 | 福岡県久留米市梅満町1682-17 |
| 創立 | 1969(昭和44)年8月 |
| 代表者 | 吉田智樹 |
| 資本金 | 1,000万円 |
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