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【新商品開発プロジェクト第1弾】ポリ包装から紙包装へ。九州紙工が挑む「脱プラ紙ナプキン」開発の舞台裏
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それが一般的な商品開発の流れかもしれません。
しかし今回、九州紙工ではあえて開発途中の段階から情報を公開することにしました。
理由はシンプルです。
私たちだけでは気づけないアイデアや技術が、業界のどこかにあるかもしれないからです。
現在開発を進めているのは、ポリ包装を紙包装へ置き換えた紙ナプキン。
まだ試作段階ですが、その挑戦と悩みを包み隠さず公開しながら、業界の皆さまと一緒に商品を育てていきたいと考えています。
「紙メーカーだからこそ」挑戦したいテーマがあった
九州紙工では、これまで業務用を中心に、ケース単位で紙ナプキンの製造・出荷を行ってきました。今回は新たな挑戦として、小売店やEC向けに「1000枚パック入り紙ナプキン」の開発を目指しています。
主に飲食店向けに販売している紙ナプキンの包装を、従来のポリ包装から紙包装へ切り替える新商品の開発を進めています。
しかし、ただ紙に置き換えるだけではありません。
「環境配慮」と「思わず手に取りたくなるデザイン性」を兼ね備えた商品にするために、さまざまな試行錯誤が続いています。
今回からスタートする開発密着シリーズでは、商品化までの道のりをリアルにお届けします。
その挑戦と悩みを包み隠さず公開しながら、業界の皆さまと一緒に商品を育てていきたいと考えています。

なぜ今、紙包装のナプキンを開発するのか
近年は脱プラスチックへの関心が高まり、食品容器やカトラリーなどでも環境配慮型商品の採用が進んでいます。一方で、紙ナプキンそのものは紙製であっても、外装にはポリ袋が使用されているケースが一般的です。
もちろんコストだけを考えれば、トイレットペーパーのようなポリ包装の方が安価に製造できます。
しかし九州紙工は、紙の可能性を信じています。
「紙製品を扱う会社として、包装まで含めて紙化できないか」
という発想から今回の開発プロジェクトがスタートしました。
紙ならではの見た目や質感、新しい売場提案にもつながる可能性があります。
単なるコスト競争ではなく、環境配慮と新しい価値提案を目指した挑戦です。
開発は順調?実は課題もたくさん
開発は決して順風満帆ではありません。現在大きな課題となっているのが、
・中身が見えない
・用途が伝わりにくい
・包装作業の工数が増える
・コストとのバランス
といった点です。
当初はパッケージに透明窓を付ける案も検討しましたが、製造上の課題から実現が難しいことが判明。
そこで現在は、半透明の紙素材の活用なども含めて、新たな方法を模索しています。
完成品だけを見ると分からない部分ですが、こうした試行錯誤こそが商品開発の醍醐味と言えるかもしれません。

今、模索しているのは「中身が伝わる紙包装」
現在、開発を進める中で大きなテーマになっているのが「中身の見せ方」です。ポリ包装であれば一目で紙ナプキンだと分かりますが、紙包装になると中身が見えません。
当初はパッケージに窓を設ける案も検討しましたが、製造面での課題があり実現には至りませんでした。
そこで現在検討しているのが、トレーシングペーパーのような透け感のある紙素材の活用です。
完全に中身を見せるのではなく、「何が入っているかが伝わる」程度の見せ方ができれば、紙包装の可能性も広がるのではないかと考えています。
また、売場での見せ方にもこだわっています。
一般的な横入れではなく、あえて縦入れ仕様にすることで、陳列幅を抑え省スペース化を図っています。
業界内でどのような事例や技術が活用されているのかを探りながら、商品化に向けて検討を進めています。

この商品は「みんなで作る開発プロジェクト」にしたい
今回のシリーズでは、完成品を紹介するのではなく、開発過程そのものを公開していきます。うまくいったことだけではなく、失敗したことや採用できなかったアイデア、新たに見つかった課題も含めて発信していく予定です。
読者の皆さまからの意見やアイデアが、実際の商品仕様に反映されるかもしれません。
「こんな商品があったら欲しい」
「こんな機能があると使いやすい」
「その課題ならうちで解決できる」
そんな声をぜひお寄せください。
完成までの道のりを、このプロジェクトを一緒に見守っていただければ幸いです。
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企業概要
| 会社名 | 株式会社九州紙工 |
|---|---|
| 事業内容 | 紙おしぼり、紙ナプキン、箸袋、完封箸、テーブルマット シール・ラベル、包装紙・掛紙・敷紙、カトラリー、 コースター、キッチンペーパー、手提げ袋、その他印刷物 |
| 本社所在地 | 福岡県久留米市梅満町1682-17 |
| 創立 | 1969(昭和44)年8月 |
| 代表者 | 吉田智樹 |
| 資本金 | 1,000万円 |
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