「風呂敷ってどうやって使うの？」
そう聞かれることがよくあります。

でも、実は覚えてしまえば驚くほどシンプルで、美しい。
包み方ひとつで贈り物の印象もガラリと変わる、それが風呂敷の魅力です。
今回は、風呂敷初心者の方でもすぐに実践できるように、代表的な包み方を４つ分かりやすくご紹介します。

1. お使い包み（おつかいつつみ）

お使い包み（おつかいつつみ）は、風呂敷包みの中でも最も基本でありながら完成度の高い技法です。
見た目のバランス、包みの安定感、そして所作の美しさ――
すべての要素が調和した、まさに“包みの基本形”。

和の贈り物にはもちろん、日常のちょっとした手土産にも映える包み方です。



特徴
四角い箱やお弁当など、箱形の物にフィットしやすい
包んだ状態での見た目が整い、美しく映える
結び目を中央に置くことで、柄やロゴが引き立つ

使用例：贈答品／和菓子・お菓子の箱／お弁当/おせちなど

ポイント
包む際は、風呂敷の中央に品物を対角線上で配置することで、自然と包みの形が整います。
風呂敷のサイズ選びも重要で、包む物の対角線の約3倍が目安。

結び方に工夫を加えることで、より華やかな演出も可能です。

2. 瓶包み（びんつつみ）

細長い形を、美しく安全に包む技法
細長い瓶は、風呂敷の中でも特に技術が活きるアイテム。
和の贈答にふさわしい格式と華やかさを演出できる包み方です。

特徴
・瓶に巻き付けて、上部で安定して結ぶ
・持ち運びやすく、手に馴染む
・ラベルが透ける素材なら、見せながら包める

使用例：日本酒、ワイン、醤油などの瓶製品

ポイント
瓶がしっかり固定されて安全。
美しさだけでなく、実用性にも優れた包み方として喜ばれます。

3. 袱紗包み（ふくさつつみ）

書類・金封を包む、礼儀を重んじた包み方
袱紗（ふくさ）包みは、冠婚葬祭や改まった場面で使われる基本の所作です。
中身を“左から右へ”または“右から左へ”と包む向きに、意味が込められています。

【左から右】
→ 慶事（けいじ）＝お祝いごと

お祝い事では、未来に向かって広がるようにとの意味を込めて、左側から右側へ包みます。

使用例：ご結婚祝い、出産祝い、入学祝い など

【右から左】
→ 弔事（ちょうじ）＝お悔やみごと

弔事では、過去を包む意味で、右から左へ。
このように、包む方向ひとつで場にふさわしい所作を表現します。

使用例：お香典、法要のご挨拶、弔電 など

簡単！おすすめ包み方を動画でご紹介【FLOWER包み】

結ばなくても豪華に見える！
ふんわりと丸みを持たせたシルエットが、まるで一輪の花のように見える包み方です。
特別な技術がなくても手軽にできるのに、見た目は本格的なギフト感。

・不器用さんでも簡単！結ばずに完成するラッピング
・仕上がりはふんわりと花びらのような形に
・撮影映え・SNS映えも抜群

おすすめシーン：母の日・お誕生日・ちょっとしたサプライズギフトに

動画はこちらをクリック→

株式会社三景の風呂敷で、包みの価値をもっと高く。

風呂敷は、道具でありながら「気持ちを届ける文化の一部」です。

お祝いにふさわしい鮮やかな色、
落ち着いた和柄の格式、
何度も使える素材の美しさ――

株式会社三景は、それぞれの“贈る場面”にぴったりの一枚をご提案します。

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